あなたは「STD」という言葉をご存知ですか?現在また拡大が確認されている「性感染症」のことです。
性感染症とは性的な接触を持つことで感染する病気のことです。一口にSTDと言っても性交だけでなくキスやオーラルセックス、アナルセックスなどもリスキーな行為で感染を起こすSTDもあります。
また症状も無自覚や軽症のものから比較的重症度の高いものまで実に様々なタイプがあるのです。
感染拡大を防ぐには早期発見、早期治療がとても大切、でもSTDの悩みはとてもデリケートなので自宅でこっそり検査できるともっとSTDと真剣に向き合おうという気持ちになれますよね…。
そこで今回紹介するのが「STDチェッカー」です。
この商品は自宅で検体を採取して郵送で検査機関に送り、匿名で受けることができる精度の高い検査キットです。
STDはあなた一人だけの問題ではありません。あなたの大切なパートナーとの関係を壊しかねない重大なことです。
だから心当たりのある方は一人で悩んでいないでこの検査キットを利用してみてはいかがでしょうか?
ところでSTDにはどんな種類があるのでしょう?
抗生剤の登場で人類が克服したと言われている淋病や梅毒が復活し猛威をふるい始めています。
その他にもSTDにはいろいろな種類があるので紹介していきましょう。
・梅毒:いま再び猛威をふるい始めているSTDです。キスやオーラルセックスでも感染するのでコンドームだけでは予防できません。感染してもしばらくの間は無症状ですが、その後皮膚に赤いポツポツができ始め次第に大きく膨らんで梅の花のようになってきます。(梅毒の名前の由来となった代表的な症状です)。
また疲れやすくなったり、高熱を出すようになりそのまま放置していると動くことができなくなってやがて死に至る怖い病気です。男女ともに感染リスクが高いので定期的な検査をお勧めします。
・淋病:女性よりも男性側に強い症状がでます。保菌者とセックスをすると1~2日程度で排尿時の強い痛みや鬼頭部から膿が出てきます。抗生剤で治療可能ですが、発症したらパートナーと一緒に治療を受けるようにしましょう。比較的感染力が強いSTDです。
・ウィルス性肝炎:代表的なウィルス性肝炎はA型、B型、C型です。血液や体液、汚染された水を飲むことなどで感染します。
A型やB型は海外で感染してしまうことが多くC型は日本人に多いと言われています。A型ならびにB型は急性タイプで吐き気、発熱、だるさ、黄疸などの症状がでますが自然寛解することもあります。
一方のC型は潜伏期間が1週間~10年程度で長い場合は30年以上発症しないこともあります。C型肝炎はインターフェロンの治療が効果的ですが、こちらも早期発見早期治療が重要です。
・性器ヘルペス:ヘルペスウィルスは日本人のおよそ90%が感染していると言われています。中でも性器ヘルペスは単純ヘルペスという一般的なヘルペスウィルスによって発症するSTDです。
保菌者が多いので簡単に感染します。ただし普段は悪さをしないウィルスなのですが、風邪やインフルエンザ、アレルギー性疾患などで体力が落ちると発症します。
性器付近に水泡のようなできものが多数できるのを「性器ヘルペス」と言います。
早期発見して十分な抗ウィルス剤を投与して治療しますが、しっかりと治療して体力をつけないと再発しやすい病気です。こちらもセックスやキス、オーラルセックス、アナルセックスなどで感染します。
・尖圭コンジローマ:性器周辺もしくは性器そのものや口の内外に先端の尖ったドリル状のできものができるSTDです。
それ以外に目立つ症状はありませんが、普通の抗生剤が効かないので専用の塗り薬を使います。しかし治療効果は50%程度と言われています。
また一旦寛解したと見えて勝手に薬を中断すると再発を繰り返します。
・HIV感染症/AIDS:かつては男性同性愛者の間で流行していたSTDです。有効な治療法が見つかり感染拡大がストップしたと思われていましたが近年また韓国や中国などの東アジアを中心に拡大傾向にあります。
主に血液や体液を媒介として感染します。したがって異性間や女性同性愛者のセックスでも感染する可能性があります。
現在では優秀な抗HIV薬が開発され感染初期から複数の抗HIV薬を飲むカクテル療法を続ければ感染前と変わらない生活を送ることができます。
いまでもHIV感染症=AIDSと混同されがちですが、厳密には違う病気です。
HIVウィルスに感染した状態をHIV感染症と言いますがこのウィルスは人の免疫機能を弱らせるため、かなり進行して免疫不全の状態になるとAIDS(後天性免疫不全症候群)を発症します。
HIV感染症の状態ではほぼ自覚症状はありませんが免疫力が低下していくので風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなったり疲れやすくなるなどの症状があります。
こちらもカクテル療法の効果を上げるためには早期発見、早期治療が重要です。
・クラミジア:STDの中では最も症例が多いと言われています。最新のデータでは18歳~19歳の女性の約30%がクラミジアに感染していると言われています。
男性よりも女性の方が症状が強く出るタイプのSTDで具体的な症状は「排尿時痛」、「性器からの出血」、「性交痛」などがあります。
体液や血液で感染しオーラルセックスで感染すると咽頭炎や扁桃炎を起こす場合があります。当初は風邪のような症状ですが進行すると卵管炎や子宮内感染症、クラミジア肺炎などを起こす怖い病気です。
万が一目に感染するとトラコーマ結膜炎などを起こす可能性があり、妊婦が感染すると母子感染を起こす可能性があるので定期的な検査をお勧めします。
検査というと医療機関で受けるものと思われがちですが、医療機関でも検体検査の多くは外部の検査機関に委託しています。
STDチェッカーの検査は認可を受けた登録衛生検査所で行っています。病院や保健所も利用している検査機関なので検査の精度は問題ありません。安心して受けていただける検査方法です。
では次に実際の利用方法をご紹介していきます。
・Step01.まずは公式ホームページから不安に思っているSTDの検査キットを申し込みます。
郵送検査キットでは保険証が使えませんが、秘匿性が高いので誰にも知られることはありません。
いろいろな検査キットがありますが女性向け、男性向け、またはおまとめ検査キットなどがあります。
・Step02.自宅で検体を採取したら検査申し込み書にはお名前ではなくIDを記入していただきます。検査結果はネットで確認するシステムですが、IDとパスワードで保護されていますので、秘匿性は保たれています。ただし、ご自身で確認するためのパスワードはあらかじめご用意ください。
・Step03.検体の取り方はイラスト入りのマニュアルが同梱されていますのでそれに従ってください。ご不明な点はコールセンターまでお気軽にご相談ください。採取した検体は検査申し込み書と一緒に返信用封筒に入れてポストに投函していただければ検査の申し込みは完了です。(返信用封筒に切手は不要です)
・Step04.検体が到着してから結果が出るまで約3日ほどかかります。郵便事情もありますのでだいたい1週間ほどの時間が必要と考えていただくと良いでしょう。
・Step05.検査結果は申し込み書の控えにあるIDとパスワード、検体採取日を入力してネット上で確認していだきます。パソコンやスマホなどをご利用ください。
STDチェッカーにお申し込みいただいた方には専用画面が自動生成されます。(IDなので実名がバレることはありません)検査結果について疑問や質問、または相談したいことがあれば日本性感染症学会認定士や健康カウンセラーによるカウンセリングを受けることができます。
陽性の場合はお近くの医療機関を受診してください。この時はSTDチェッカーの検査結果を診察時に見せると治療がスムーズにいきます。
男性は性病科か泌尿器科、女性は産婦人科が主たる受診科になります。